【記録写真】
以下、アーカイブとして公演概要をそのまま残しています。
落ちてきた糸電話vol.1
「三月の毛糸」/「十三月怪談」
あらすじ
「三月の毛糸」
妊娠8カ月の妻と僕は、島根の実家から仙台の自宅へ戻る途中、京都に立ち寄る。ホテルの一室。夕暮れから夜へと移っていく薄闇の中で、それぞれが抱く不安が立ち現れる。
「十三月怪談」
最悪を想定して想像をふくらませる思考癖がある寿時子。いつか訪れる”死”についても常日頃、覚悟や想像をしてきたが、病が見つかりいよいよ切実に考えを巡らせる。闘病の末に亡くなるも、時子の精神は家にとどまり続け、彼女の考察はさらに深まっていく…?
一方、夫の潤一は…。
川上未映子さんの短編小説2作品を演劇パフォーマンスとして上演します。
「三月の毛糸」では”子どもを産むことは、恐ろしいことなのではないか”という不安が描かれ、「十三月怪談」では”大切な人を残して自分が死んでいく”ことの考察や、”大切な人に死なれ、残される”ということが丁寧に淡々と描写されています。
私も囚われては飲み込まれそうになる、誕生と死への恐ろしさに少しでも健康的に向き合いたくて、このテキストを上演することにしました。
子どもをつくる選択を私はできそうにありません。人として生きていく以上、誰かを踏みにじることも、誰かに踏みにじられることも、肉体的な苦痛も、大切な存在を永遠に失うこともどうしようもなくあり得るからです。私の臆病さはもはや病的ですが、それも一つの存在としてこの世界の彩になったらいいなと思いながら創作に臨みます。
川上未映子さんの言葉と、舞台空間にふれながら、関係あることないことをぼんやりとじっくりと思考する時間を過ごしに来てください。お待ちしています。
主宰・俳優 塚本恵理子
■原作
川上未映子
短編集『愛の夢とか』(講談社)より
■出演
石田夏希
塚本恵理子
■上演日程
2022/11/03(木・祝)~11/6(日)
各日 16時30分 開演
受付開始・開場は開演時間の30分前です。
お時間に余裕をもってお越しください。
*10/25(火)までにチケットを購入(または予約)いただいた方には、ささやかな”上演の予感”を郵送にてお届けする予定です。
*おすすめ情報
会場施設内には藍染や織物の体験ができる工房(要予約)があり、観劇と併せておすすめです。
詳しくは会場HPか下記お問い合わせまで。
公演期間中に体験可能なものは下記です。
【11/4(金)】染色・織物
【11/5(土)】織物
■チケット料金
【前売】
2,000円(事前決済)
【とりおきチケット】
2,500円(当日精算、現金のみ)
【当日】
2,500円(現金のみ)
【観に行けないけど応援するよチケット】
1,000円
今回の公演、および今後の活動費用に充てさせていただきます。
(稽古場費用、機材購入費用など)
お礼として。。。
*後日、記録映像を期間限定でご視聴いただけます。
*また、次回公演を開催する際には、ご招待させていただきます。
■チケット取扱
▶LivePocket
https://t.livepocket.jp/e/q0ihv
▶メール(とりおきチケットのみ)
potori.itodenwa(アットマーク)gmail.com
*件名を【とりおきチケット予約】として、氏名、観劇日、枚数、電話番号、住所を上記メールアドレスまでご連絡ください。
■会場
入間市文化創造アトリエAMIGO!
多目的ルーム
〒358-0053
埼玉県入間市仏子766-1
【アクセス】
西武池袋線 仏子駅より徒歩5分
*駐車場は込み合ってご利用いただけない場合がございますので、できるだけ公共交通機関のご利用をお願いします。
■スタッフ
上演テキスト・演出:塚本恵理子
振付:mieyarm
音響・照明操作:福本奈央
宣伝美術:石田夏希
記録映像:本藤太郎(毒虫プロダクション)
制作:和泉ひかる
協力:ゲッコーパレード、田坂和歳、さっぽろ天神山アートスタジオ
■感染症対策について
ご理解、ご協力のほどお願いいたします。
・発熱、咳などの症状がある場合にはご来場をご遠慮ください。
・入場時は手指の消毒にご協力ください。
・会場ではマスクをご着用ください。